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住宅瑕疵保険向けの基礎配筋検査が完了しました

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建物の基礎を作っています。1階の平面は7.28x8.19mのほぼ正方形の形状をしており、建物外周を囲うようにぐるっと四角形の基礎が立ち上がります。この基礎は鉄筋コンクリートでできています。

やわらぎ住宅では、すべてのお客様に「住宅瑕疵担保責任保険契約」に加入していただくことをお薦めしており、ほぼ全員がこれに加入します。日本の住宅会社は品確法により、「構造耐力上必要な部分(木造住宅の場合これは、木造の軸組部分と、屋根・開口部などの漏水に関する部分が該当)」の10年瑕疵担保責任が義務付けられています。つまり住宅を建設して売る会社は、引き渡し後10年間は、住宅の構造上の問題や漏水問題が起きた場合、会社の責任でこれを修繕しなければいけない、ということです。あまり起きてほしくないことですが、万一に備えて、施主にこの瑕疵保険に入っておいていただければ、修繕費用にあてることができます。この案件の場合、株式会社ハウスジーメンの2000万円の保険契約をしてもらっています。施主負担は6万円程度です。10年で6万円とすれば年間6000円くらいということになります。

鉄筋コンクリートは鉄筋が引張力に、コンクリートが圧縮力に抵抗できる頑丈な建築材料ですが、鉄筋部分はコンクリートを流し込んでしまうと中に隠れてしまってあとから見ることはできません。そこで、住宅の性能を保証するために、鉄筋が露出している間に鉄筋の本数や組み方、コンクリートのかぶり厚状況を検査してもらう必要があります。ハウスジーメン社の検査員が来て、現場監督Tの案内のもと、鉄筋の組んでいる状況を目視してもらい、検査を済ませました。無事合格が出ています。

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