地面の強度を検査しました
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建物の位置を施主にご了承いただけたので、早速地盤の強度を検査しました。このへんウチの監督の段取りは素早いですね~。
スクリューウエイト貫入試験(SWS試験、昔はスウェーデン式サウンディング試験と言いました)という試験をしてもらいました。20世紀初頭にスウェーデンの鉄道工事の際の路盤検査で生み出された検査方法だそうで、こういう名前だったそうです。今の日本の戸建て住宅の地盤調査では最も普及している試験方式です。
いつも頼むハウス技研通商さんの職人さんが一人でやってきて、半日で終わりました。
建物の四隅(この位置を出すために地縄張りが必要でした)と中心部の計5点について、地盤に鉄の棒(ロッド)を突き刺して、その入りやすさ/にくさで地盤の強度を判断します。地中10mくらいまでは有効な試験方法です。
試験結果は3日ほどで報告書の形で出てきます。地盤補強が必要かどうかで結構な工事金額の違いが出るので、結果については私たち住宅会社も、施主も、強い関心を持っています。滋賀県のこのあたりの地盤補強は、だいたい70万~90万くらいかかります。施主に最初に見せる資金計画書の中では90万円を積んでありますが、どうなるか…。