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次の節目は壁紙貼り

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次第に最終形が見えてきつつあります。顧客にご満足いただけるよう、現場では監督Tが頑張っています。リノベーションなのでどうしても着工当初には予測できなかった部分があり、各工事業者の見積には込みでなかった工事も出てきてしまうんですが、それを監督Tが自らやって現場を回しているわけです。今日はボードを貼ったり、ちょっとした塗装をしたり、忙しそうでした。
壁紙を貼ればあとは掃除で完成なので、壁紙を貼る前の今の段階で、現場は壁紙の下に隠れてしまうあらゆる箇所をきれいに納めにいっています。本日はそうした箇所をご紹介します。

 
1階の元LDKは主寝室に変わりますが、その部屋の古い壁紙をはがして新しい壁紙を貼る準備をしたところ、旧壁紙の下に若干のカビが見られました(上左)。石膏ボードの表紙までカビています。乾いているので常時カビていたわけではなさそうです。監督T曰く、裏の雨戸の縦枠そばの外壁材のジョイントあたり(上右)から中に水が入っていたんじゃないかとのこと。以前はここに食器棚があったので住人も気づいていなかったのかもしれません。とりあえず旧壁紙をすべてはがし、ボードの裏も少し覗いて、対応策をとっておくつもりだとのことです。

 
1階のインナーガレージのコンクリートたたきは仕上がりました(上左)、少し荒々しい感じが壁のOSB合板とあっていると思います。古い窓枠の外側にもう一重の新しい枠を回して合板を受けていますが、これも違和感なく納まっています。この部屋は壁紙無しですのでこれでほぼ完成状態です。外構の設備置場にも一緒にコンクリートを打設しており(上右)、ここにはエコキュートの貯湯器と熱交換機が来ます。

 
階段の手すりの仮設置完了。手摺の受け金物の位置を墨出しして、その箇所だけボードをくりぬいて下地の木材を入れ、仮固定していました(上右・左)。このあと仮固定の手すりを外して壁紙を貼り、そのあと手摺を本固定します。

 
1階主寝室のWICの壁が立ちました(上左)。WICの棚は枕棚とパイプ1本のシンプルな構成ですが(上右)、その分自由度の高い、大容量の収納スペースになります。

 
2階LDK。天井のボードは貼り終わり、ジョイント部分のパテ処理も完了しています。ローリングタワーの向こうに見えるのが階段廻りの腰壁です(上左)。追って天井のクロス貼りが始まり、これに10日ほど時間を見ています。そのあとローリングタワーをばらして撤去、天井より下の壁の壁紙貼りや設備の設置など、急速に仕上げに向かっていくと思われます。キッチン周りの腰壁もできていました(上右)。ここに10月12日ころキッチンユニットが納品されます。未納品の建材はこれくらいで、あとはほぼ現場に納入済です。

 
キッチンの上は露出型のレンジフードが天吊りされ、普段あまりやらないタイプなものですから、監督Tも慎重に納まりを検討しているとのこと。彼の描いた原寸のダクト図を見せてくれました(上左)。こういうなかなか後になったら見えなくなる努力できちんと納まった住宅が作られるわけです。レンジフードからのダクトは、写真左奥の窓の上の壁を貫通して外に出す予定です(上右)。


今日はたまたま産廃バケットの交換でした。この現場はこれが3杯目で、これが最後だろうとのこと。新築住宅だと4杯が普通ですから少し少ないですが、はがした古いクロスや撤去した壁やその下地などは、新築では出ないゴミで、量も少なくない、との話でした。

以上です。10月入って壁紙を貼れば、急速に仕上がった感じになってくると思われます。

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